子どもが学校に行ったよ。

こんな自分だからこそ。日常が嬉しくありがたいです。

「それが出来る人だと思っているよ」

私の父は単身赴任で会えなかった時、無造作にものが散らかっている私の机の上に、メモを置いてくれていました。そこにはこの言葉が書いてありました。


ある参観でもない日の学校に、ほんの少しの間だけでしたが急に父が来てくれていたり、私の母の事や家庭のことを誰にも話していなかったので、周りの友達は不思議そうにしていましたが、仕事で会えることのなかった私との時間を作ってくれている、自分の苦しさを理解してくれている父が私を支えてくれている、信じて応援してくれていると言う感覚が、日常的な会話を交わした記憶はあまり無いのですが、言葉にしなくても態度で伝わるのだなと、愛情ってそういうものなのかなと今では思えます。


母が難病だったこともあり、学校行事に親が参加する事は不可能でしたお弁当もままならないし、まして、親と運動会でご飯を食べる時、一般的なイベント、祭日や休日は楽しく両親と過ごす友達と遊ぶことも出来ず、行く先も無かったせいか未だに好きになれません。ですがこのメモを見たときに、私は出来ることを頑張ろうと思えました。

 

入退院を繰り返していた、母への生死に対する絶望的な先の見えない不安な気持ちや、日常に支障をきたしていたこともあり、子供らしい子供の感情を味わいづらかったと言うこともあります。

 

ただ、そんな気持ちの中でも、淡々と生きて来れたのは、父からの信頼を感じれる、そんな一言だったのだと思います。

 

 

 

今自分が思っている1番根っこの素直な気持ちを相手に伝えてみる。

 

あなたはできる

 

褒めるのは、自分より下に見ている。自分の庇護の元にあるものに対して使う言葉。

 

ストレングスは強み

フィードバックは気付き

 

持って生まれた強みを本人に気付いてもらう

出来ている事に認め寄り添う

改めて自分自身の良さを本人が再確認する事です。