過干渉の親、自分嫌いの私、不登校の子供
世代が順番に替わり、立場が変わるとあの時はこうだったのかと色々見えて来る。
そうしてずっと同じように問題解決が先送りにされ、繰り返し何世代にも渡って受け継がれて行く。
親の思いが大きければなお、それは重くのしかかる。
問題の解決を人に委ねている間、自我は芽生える事なく、いつ迄もアダルトチルドレンとして生きて行く事になる。
過干渉の親はその子供を見てさらにいつまで経っても面倒を見続け、負の連鎖が続く。
自分が無いままに生きていく親許では、何かにつけて親が優先され、子供の主張は通らず、行き場の無いままに自分を無視し続けてきたその子は不登校にたどり着く。
誰でも皆んな自分の思うように生きたいと願ってる。
どんなに不安で恐ろしくても、まずは1人で立ってみる。上手く行くなんて筈ない。ただ解放感の風を感じて心地よい。
ゆっくりそっとでいい、色々あって
大コケして。周りに誰も居ないかもしれない。
辛くて耐えられないかもしれない。
でも、自分で、一人でやってみた。
ただ一歩ふみ出せた自分を先ずは受け入れてみよう。
この苦しみの中で前に踏み出せた自分。
誰からも理解や共感はない。だからこそ
賞賛に値する。
本当はとんでもなく素晴らしいこの一歩に。